

機器種類 | 巻線形350kW3300V10P |
機器メーカー | 東芝 |
現地/工場持込 | 工場持込 |
お客様エリア | |
お客様業種 | 水処理・環境設備 |
ご相談内容 | 汚水ポンプ用モーター(出力350kW3300V10P)の修理・整備 |
施工内容 | ステーターコイル巻替、スリップリング整備、ベアリング交換、他 |
お客様からのご相談内容
水処理設備において長年稼働している汚水ポンプ用モーター(巻線形350kW3300V10P)のステーターコイルが焼損したため、巻替修理依頼を頂きました。
整備/修理前の状態(Before)
修理前の状態として、ステーターコイルの焼損が目視でも確認されました。その他、スリップリング摩耗やコア内部の汚損等、ステーターコイル巻替修理にあわせて全体的なオーバーホールが必要と判断されました。
整備/修理結果(After)
本モーターは高圧モーターであるため、平角線の銅線を用いてステーターコイルの巻替えを行いました。ローターについては、洗浄・乾燥・ワニス含浸処理を施し、スリップリングの旋削整備も実施しました。現地試運転を行い、稼働に問題ないことを確認して整備完了となりました。
ワンポイントアドバイス
長期的な安定稼働を実現するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。巻線形モーターにおいては、スリップリングとカーボンブラシの接触状態を日常的に点検することが推奨されます。スリップリングの旋削整備、カーボンブラシの交換で済めば通常オーバーホールの範疇ですが、場合によって、スリップリングの製作や各種コイルの巻替を要する場合は、工期が長くなることが見込まれます。お困りの際は、写真等を送って頂ければ、各整備方法の提案ができますので、お気軽にお申し付けください。








