モーター・ポンプの整備/修理

岩手県、および東北エリアの多種の製造業、発電事業者、上下水道施設等に対して、モーター・ポンプの寿命を延ばす診断・メンテナンスサービスを、当社のコイル巻き替え(巻き直し)、溶射等の整備技術に磨きをかけて提供しています。

モーター・ポンプの整備/修理サービスの特徴

交換でなく修理で直すことで、お客様の費用を削減!

  1. コイル巻き替え(巻き直し)・溶射施工など自社保有技術によって、コイルの焼き付きなどの不具合に対し、交換でなく修理で直すことでお客様の費用と手間を削減
  2. 定期的なメンテナンスと診断で、焼き付き、絶縁不良、軸ブレなどのモーター・ポンプのトラブルを未然に予防
  3. 簡易診断サービスでお使いのモーター・ポンプの故障リスクを診断
交換でなく修理で直すことで、お客様の費用を削減

釜石電機は他社に比べて、様々な故障に対応できる!

  1. コイル巻き替え(巻き直し)・溶射施工を駆使して、重症にも対応可能
  2. 直流、巻線型及び高圧モーターでもメンテナンス可能
  3. 古いモーターでも、海外製モーターでも整備/修理が可能
  4. コンミテータ―/スリップリングの整備・製作、カーボンブラシ/ホルダーの交換・整備・調整も可能
  5. 多段ポンプはじめ、陸上・水中等各種ポンプの整備/修理も可能

    ※全てのメンテナンスは、自社内で一気通貫で提供可能です。

釜石電機は他社に比べて、対応できることがたくさん

機器を直すだけではなく、機器の寿命を延ばす!

  1. ワニス含浸処理による絶縁補強を施して、絶縁不良を防ぎコイル寿命を延命化
  2. 部品材料の見直しによる延命化
  3. 稼働実態に応じた機器の改造提案による更なる延命化処置

 ※当社では、コイル含浸処理を基本メニュー内で提供いたします。

機器を直すだけではなく、機器の寿命を延ばす

取外・取付、配線工事など、総合的な施工が可能!

  1. モーター・ポンプの取外・取付工事が可能
  2. 大容量モーターでも、整備後の無負荷試験(完成試験)が可能!
  3. 電源工事、分電盤の調整、電気配線敷設工事が可能

 ※当社は、電気工事、機械器具設置工事の建設業資格を保有

取外・取付、配線工事など、総合的な施工が可能

モーター・ポンプの整備/修理のご要望があれば、お気軽に、お問い合わせください。

基本的なモーター・ポンプの整備/修理メニュー(工場整備の場合)

基本的な整備・修理の流れ(工場整備の場合)
モーター・ポンプの修理・整備の流れ

各工程の写真

直流モーター分解中
1

絶縁・抵抗測定

各種計測
2

分解・点検

コンミュテーター整備
コイル製作・巻替(巻き直し)
高圧モーターコイル入れ
5

モーターコイル入れ


ワニス含侵処理
溶射(シャフト・スリーブ摩耗)
ブッシュ加工(ハウジング摩耗)
高圧モーター組立中
9

モーター組立

無負荷通電試験
10

無負荷通電試験


※現場での整備/修理(モータの取外・取付、モーターの芯出し含む)も承ります。

焼損コイルの巻き替え(巻き直し)整備

  • コイルの焼損・地絡・絶縁抵抗値の低下、絶縁物が劣化されている場合にコイルを巻き替えます。
  • さまざまな種類のモーターの巻き替えに対応できるよう、各種コイルを取り揃えています。
  • コイルの巻き替えが必要なのかを診断する「絶縁診断」も対応可能です。

コイル巻き替え整備の全国対応を開始致しました。コイルの焼損によってお困りのお客様は、お気軽にお問い合わせください。

低圧モーター用コイル製作

低圧モーター用コイル製作

高圧モーター用コイル製作

高圧モーター用コイル製作

低圧モーターコイル入れ

低圧モーターコイル入れ

高圧モーターコイル入れ

高圧モーターコイル入れ


コイルの巻き替え整備のご要望があれば、お気軽に、お問い合わせください。

シャフト・スリーブの摩耗箇所の再生処理(溶射・ブッシュ加工等)

  • シャフト等の回転部品は、長年の運転により摩耗します。
  • シャフトやスリーブの摩耗が生じている際には、溶射にて再生処理を施します。
  • ブラケットのハウジング摩耗が生じている際には、ブッシュ加工を施します。

スリーブ摩耗の再生処理

スリーブ摩耗再生処理
スリーブ摩耗再生処理

シャフト摩耗の再生処理

シャフト摩耗再生処理
シャフト摩耗再生処理

ブラケットのハウジング摩耗の再生処理

ブラケットのハウジング摩耗再生処理
ブランケットのハウジング摩耗再生処理

シャフト・スリーブの再生処理のご要望があれば、お気軽に、お問い合わせください。

直流、巻線型モーターの修理(整流子・スリップリング整備・製作)

  • 直流モーターでは、整流子(コミュテーター)の摩耗により発生する火花を放置しているとコイル損傷の原因となります。
  • 巻線型モーターでは、スリップリングやブラシ付近から火花が出る場合にはリング面の荒れなどが考えられます。
  • 当社では、直流モーターの整流子(コミュテーター)および巻線形モーターのスリップリングの整備はもちろんのこと、各種製作も承ります。

整流子(コンミュテーター)整備・製作

コンミュテーター製作

スリップリング整備・製作

スリップリング製作

コイルの絶縁補強

  • 経年の稼働でコイル(銅線)間にどうしても隙間が生じてしまうことで、ほこりの侵入やコイル同士が摺りあうことに繋がってしまいます。
  • コイルの絶縁劣化はコイル焼損含め、大きなモータートラブルに繋がりやすいです。
  • そこで、当社では工場持込整備の場合は、ワニス含浸処理による絶縁補強を基本整備メニューとしてご提案しています。

ワニス含浸処理とは

洗浄・乾燥をおこなった後のモーターコイルを絶縁材料であるワニスの入ったタンクに浸し、コイル内部にワニスを浸透させて、絶縁補強、機械的強度の向上や、湿気・埃などがコイル内部へ入り込むことを防ぎます。


ワニス含浸処理の方法

ワニス含浸処理は幾つかの方法がありますが、弊社で行うのはモーターコイルをワニスに漬け込む「浸漬含浸」です。表面に塗布するだけではなく、コイル内部にワニスを浸透させるため、十分な絶縁補強が可能です。


コイルの絶縁補強のご要望があれば、お気軽に、お問い合わせください。

モーター・ポンプの診断サービス

モーター・ポンプ診断サービス
  • お使いのモーターの現場での診断サービスを承ります。各種の測定・点検結果から整備の要否等をご提案します。
  • 保有されているモーター全ての診断を致しますので、今後の保全計画立案の際に是非お役立てください。

よくある質問

Q1. モーターの整備周期は一般的にどのくらいですか?

A1. モーター整備周期は、基本的にはベアリング寿命の約20,000時間を目安に組み立てることをお勧めしておりますが、モーターコイルの面からも整備周期を組み立てる必要があります。設備の重要度や稼働環境に応じた整備メニューをお勧めしております。よろしければ、ご相談ください。

Q2. 現場でのモーター・ポンプの整備は可能ですか?

A2. 現場でのモーター・ポンプの整備も可能です。但し、分解・点検をおこなったうえで、摩耗が激しい部品(例:シャフト)が確認された場合には、工場に持帰り、追加施工(溶射、ブッシュ加工等)が必要になる場合があります。

Q3. モーター・ポンプの現場整備と工場整備、どちらのほうがいいですか?

A3. 現場整備だと消耗部品の交換と吹払い程度の清掃しか行うことができません。工期等にもよりますが、可能でしたら、工場整備にて、洗浄・乾燥・ワニス含侵処理&仕上処理をおこない、しっかり絶縁補強しておくことをお勧めしております。

Q4. 岩手県外でも、現地出張と設備の確認は可能ですか?

A4: 岩手以外にも、秋田、青森、宮城、山形、福島県まで多数の実績がございます。遠方においては、WEB会議などを用いてのご相談、打ち合わせも可能です。

Q5. モーターコイルが焼損しました。モーターの修理は可能ですか?

A5. コイル巻き替え(巻き直し)整備も承ります。ステーター(固定子)コイルに限らず、直流モーターのアマチャー(回転子)コイル、その他ブレーキコイルやマグネットコイル等、各種コイルの整備が可能です。

Q6. 海外製モーターの修理もできますか?

A6. 弊社では、海外製モーターの整備経験も豊富にあり、整備ノウハウや部品調達手段を有しています。他社では断られるような海外製モーターの整備であっても、ぜひ弊社に一声かけて頂ければと思います。

Q7. ポンプの整備/修理は可能ですか?

A7. 承ります。多段ポンプはじめ、陸上・水中(サンド含む)各種ポンプの整備・修理について多数の実績がございます。

Q8. モーターが水没(冠水)しています。どうしたら良いでしょうか?

A8. 感電しないように電源を切ってから、早急に水没状態から復帰させてください。 その後、動作するかどうか試すために通電することは、決してしないでください。 さらに重症化してしまいます。また、分解も試みないでください。 重症度を測るために、モーターの外観を写真撮影してご送付をお願いします。

Q9. 水没したモーターの修理は可能ですか?

A9. 対応可能ですのでご相談ください。入念に洗浄・乾燥をおこなった上でワニス含浸処理を施せば復旧可能です。場合によっては、コイルの巻き替え等が必要な場合もございます。但し、水没モーターの修理作業は、修復不能の可能性が無いとは言えません。修復に掛かる作業期間と費用を含めて、よく相談・協議の上、施工いたします。

Q10. モータ・ポンプの整備にかかる日数(納期)はどの位ですか?

A11. 工場持込整備の場合の納期の目安は下記のとおりです。
◆オーバホール
 ・かご形(容量55kW以下):3営業日以内
 ・かご形(容量55kW超) :4~5営業日程度
 ・巻線形:5営業日以上
 ・直流 :5営業日以上
◆コイル巻き替え
 ・低圧小(容量30kW以下):5営業日以内 ※特急対応
 ・低圧大(容量30kW超) :10営業日以上
 ・高圧モーター :角線コイル納期次第(数ヶ月以上かかることがあります)
※1 上記上記日数は、標準整備内容としてワニス含浸処理ありの場合になります。
 お急ぎの場合、ワニス含浸処理なしでの対応で承ります。
※2 摩耗等の損傷状況によっては、上記より日数がかかることがあります。
※3 減速機、ポンプ等は部品納期が工期に影響いたします。
 もちろん整備は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

Q.12 モーター停止トラブルが発生したのですが、他のモーターも故障しないか心配です。調査してもらうことはできますか?

A.12 工場内の全モーターの簡易診断をいたします。測定値に応じて、「要早急整備」「要経過観察」等の診断結果を報告いたしますので、整備計画の策定にお役立てください。

Q13. シャフトが摩耗してしまいました。シャフトは交換になりますか?

A13. 交換せずに、溶射で整備が可能です。損傷状態によっては交換が必要になる場合もありますが、自社でシャフト製作も可能です。ポンプの場合においては、スリーブへの溶射も可能です。いずれにしても、整備ごとに交換をする必要はありません。

Q14. モーター・ポンプとは関係ない案件で溶射して欲しいのですが可能ですか?

A14. 承ります。試作等にもご協力できるのでお問合せください。

モーター・ポンプの日常的な点検に役立つチェックリストを無料で提供しています。

  • コイルの焼き付けや絶縁不良、軸ブレなどの重大なトラブルが起こる前に、日常的なモーター・ポンプの点検を行っておくことをお勧めします。
  • 日常的な点検項目と点検基準を確認するために役立つ「5つのポイント」を無料で提供いたします。
モーター・ポンプ点検のためのチェックリスト

株式会社釜石電機製作所

第一工場

〒026-0055 岩手県釜石市甲子町第9地割171-4
TEL 0193-23-8151
FAX 0193-23-8159

事務所・第二工場

〒026-0053 岩手県釜石市定内町3丁目3-15
TEL 0193-21-1751
FAX 0193-21-1752

北上事業所

〒024-0011 岩手県北上市堤ケ丘1丁目8-20
TEL 0197-64-0192
FAX 0197-64-0194

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