海上工事船舶で使用される110kW440V4Pカッターモーターの整備依頼がありました。塩害による腐食と絶縁低下が見られ、特にブラケットカバーが著しく劣化していました。オーバーホールにより、ベアリング交換、ステーターの洗浄・乾燥、ワニス含浸処理を実施し、腐食部の補修やカバーの製作も行いました。海上使用の影響で腐食が進行したモーターの再生対応も可能です。
茨城県の化学業のお客様から、55kW360V6Pのモーターが故障し、生産ラインが停止しているため、特急での修理依頼がありました。絶縁測定で0MΩ、ステーターコイル焼損が確認され、工場持込でステーターコイルの巻替えとオーバーホールを実施しました。反負荷側のブラケット摩耗も発見し、ブッシュ加工を追加対応。営業日7日で納品し、顧客の要望に応えました。
秋田県のお客様から、ポンプ用モーターのオーバーホールの依頼を頂きました。現場で分解したところ、軸受部のシャフトの摩耗が確認されました。そのため、急遽、工場に持ち帰って、摩耗・減肉箇所の溶射加工を含めたオーバーホールを行った上でお納めいたしました。
県外のお客様より、工場の送風機用モーターの異音・騒音のご相談を頂き、現地で出張修理対応をいたしました。最高気温30度超えの猛暑の中、送風機用の2台のプーリーモーター(75kW、110kW)の軸受交換を実施いたしました。
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