コンプレッサー用の390kW6600V4Pの高圧モーターについて、ステーターコイルが焼損したとのことで、コイル巻替整備を行いました。
ポンプ場に設置されてるポンプ用の巻線形モーター(100kW10P)について、ブラシ引揚装置とスリップリングの接続部にあたるフォークとツメが溶断に近い損傷状態となり稼働できなくなったというお問合せを頂きました。スリップリング表面も荒損していたことから、該当の部品の製作・交換も含めて、所謂、巻線形のオーバーホールを総合的におこないました。
水処理設備において長年稼働している汚水ポンプ用モーター(巻線形350kW3300V10P)のステーターコイルが焼損したため、ステーターコイル巻替を実施しました。
下水道処理施設の送風機用巻線形モーター高圧(650kW)の修理・整備を実施。メタル軸受を新規加工し、メタル軸・ショートリング軸は溶射加工で補修したほか、汚損が激しかったステーター・ローター各コイルを洗浄・乾燥・ワニス含浸にて絶縁補強処理も実施し整備を完了しました。
モーター整備ではベアリング交換や摩耗箇所の復旧(シャフト摩耗部の溶射、ハウジング摩耗部のブッシュ加工)、洗浄・乾燥は基本的な内容ですが、コイルの絶縁補強を目的とした「ワニス含侵処理」も施すことをオススメします。コイルの絶縁劣化はコイル焼損含め、大きなモータートラブルに繋がりやすいです。釜石電機では工場持込整備の場合は、ワニス含侵処理も基本整備メニューとしてご提案しております。
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