水処理設備において長年稼働している汚水ポンプ用モーター(巻線形350kW3300V10P)のステーターコイルが焼損したため、ステーターコイル巻替を実施しました。
下水道処理施設の送風機用巻線形モーター高圧(650kW)の修理・整備を実施。メタル軸受を新規加工し、メタル軸・ショートリング軸は溶射加工で補修したほか、汚損が激しかったステーター・ローター各コイルを洗浄・乾燥・ワニス含浸にて絶縁補強処理も実施し整備を完了しました。
モーター整備ではベアリング交換や摩耗箇所の復旧(シャフト摩耗部の溶射、ハウジング摩耗部のブッシュ加工)、洗浄・乾燥は基本的な内容ですが、コイルの絶縁補強を目的とした「ワニス含侵処理」も施すことをオススメします。コイルの絶縁劣化はコイル焼損含め、大きなモータートラブルに繋がりやすいです。釜石電機では工場持込整備の場合は、ワニス含侵処理も基本整備メニューとしてご提案しております。
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