機器種類 | ユーラスモーター7.5kW |
機器メーカー | 村上精機 |
現地/工場持込 | 工場持込 |
お客様エリア | 青森県 |
お客様業種 | その他製造業 (鋳造業) |
ご相談内容 | 長年使用しているユーラスモーターの定期整備 |
施工内容 | 負荷側・反負荷側ブラケットインロー部カラー挿入含むオーバーホール |
ユーラスモーター(容量7.5kW)の整備のご依頼を頂きました。よくユーラスモーターやユーラスという言い方をしてしますが、正しくはユーラスバイブレータといい、バイブレータの名がつく通り、振動するモーターです。振動モーターの中では最も代表的なモーターとも言えます。
整備/修理前の状態(Before)
ユーラスモーターは、振動することを目的としているので、他のモーターと比べてモーター容量の割には重量があり屈強な造りになっています。しかしながら、どうしてもその特性上(=振動する)、内部の摩耗・損傷が経年で起こりやすい傾向があります。特にステーターとブラケットのインロー部の摩耗は生じやすいです。
当該品でも、ブラケットのインロー部の摩耗が確認され、負荷側の外カバーの破損も確認されました。
整備/修理結果(After)
インロー部の摩耗においては、ブラケットのインロー部にカラーを製作・挿入して補修を行いました。負荷側の外カバーについても、自社で部品製作して交換・取付を行いました。
ワンポイントアドバイス
摩耗がひどくなるとローターとステーター鉄心が摺れてコイル焼損を起こす可能性もあるので、定期的に整備されることをオススメいたします。