製造年が古いGE製DCモーターの修理例を紹介します。故障原因は、コイルの鉄心と絶縁物(絶縁テープ)の劣化による短絡であると推定されました。修理には、絶縁再生処理、敷物絶縁物の交換、絶縁補強、ブラシホルダー修理、コンミュテーター旋削整備を施工しました。海外製モーターでも、当社は豊富な修理実績を持ち、必要な処置を確実に行います。
無負荷試験は、モーターを実際の運転負荷なしで動作させ、基本性能や異常を確認する効果的な方法です。整備・修理後、実際の負荷条件で稼働する前にこの試験が必要です。当社は大型モーターも対応可能で、搬入後の問題回避のため、無負荷試験を自社工場で実施し、その後整備報告書を提出します。必要に応じて整備・修理前の試験も行います。
直流モーターの故障時には、交換品が廃盤となっていて新品交換ができない場合があります。そこで、当社は、少しでも長くお使い頂くために、直流モーター整備を実施しています。直流モーターでよく見られる症状である整流子表面の荒れに対して、旋削、アンダーカット、面取りといった工程を丁寧に行います。
減速機整備ができる会社お探しではありませんか?釜石電機では、モーターはもちろん、減速機についても、あらゆるメーカーの機器の修理・整備を承っております。他社では修理困難な機器や廃番品であっても、経験豊富な技術者が修理にあたり、一刻も早い復旧のお手伝いを致します。
釜石電機では、ある程度の図面や仕様を頂ければ、長年培ったコイル製作技術によって、コイルの試作・製作が可能です。もしも、お客様で「設計・開発は出来たが、実際作るのは難しそう」等ありましたら、遠慮なくご相談ください。
モーターが振動したり異音を発したりするのはなぜでしょう?また、モーターが熱くなるのはなぜでしょうか?これらを放っておくと重大な故障につながることがあります。モーターが振動・異音、熱を発しないようにするにはどうすれば良いのか、ここでは、モーターに発生する故障症状とその原因・対策をご紹介します。
モーター整備ではベアリング交換や摩耗箇所の復旧(シャフト摩耗部の溶射、ハウジング摩耗部のブッシュ加工)、洗浄・乾燥は基本的な内容ですが、コイルの絶縁補強を目的とした「ワニス含侵処理」も施すことをオススメします。コイルの絶縁劣化はコイル焼損含め、大きなモータートラブルに繋がりやすいです。釜石電機では工場持込整備の場合は、ワニス含侵処理も基本整備メニューとしてご提案しております。
お客様からは、よく「モータが焼損して生産ラインが止まっているので一日でも早く直して欲しい」とのご要望を頂きます。釜石電機では、お客様のご要望に応えるため、溶射加工を内製化することによって、修理復旧の納期短縮を図っています。
当社は、焼損コイルの巻き替え整備も創業以来取り組んでおり、当社の強みの1つでもあります。直近では、ウクライナ危機によってモノの供給が安定していない中で、「コイルを巻き替えたほうが早い・安い」といったお客様の声もあり、コイル巻き替え整備案件が増えてきています。新品への買い替えの前に、是非、コイルの巻き替えによるモーター修理をご検討ください。
モータとは電力エネルギーを受けて動力エネルギーに変える電動機のことをいいいます。しかしながら、モーターと一言にいっても、その種類は様々あります。ここでは、大分類とその特徴についてお話します。
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