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巻線形モーター75kW496V8Pのローターコイル巻替整備

巻線型モーターのステータコイルの巻替修理
巻線型モーターのステータコイルの巻替修理
機器種類 巻線形モーター75kW496V8P
機器メーカー 三菱
現地/工場持込 工場持込(引取・郵送)
お客様エリア 関東
お客様業種

製紙業

ご相談内容

工場生産設備用の巻線形モーターのローターコイル巻替修理

施工内容 ローターコイル巻替、他、巻線形モーターのオーバーホール

お客様からのご相談内容

工場の保全担当者様より、巻線形モーター75kWのローター(回転子)コイルの巻替依頼のお問合せを頂きました。

整備/修理前の状態(Before)

お問合せ内容の通り、ローターコイルの絶縁不良が確認されたため、ローターコイルの巻き替えが必要と判断されました。電動機仕様は、低圧モーターではありましたが、分解して素線(銅線)を調べると平角線であることが分かりました。通常、平角線は高圧モーターで用いられることが多いですが、低圧モーターであってもローターコイルは平角線であることがあります。本件は、それに該当する例でした。

整備/修理結果(After)

他の事例でもご紹介しているように、平角線仕入れに時間を要するため(個々の該当サイズにあった銅線(平角線)は基本的に市中在庫にないため、イチから手配をかけることが一般的です)、全体工期として5-6カ月かかりました。ステーターコイルは焼き付けを起こしていなかったので、スリップリングも含めて、その他については、通常の巻線形モーターのオーバーホールにて整備をおこないました。

ワンポイントアドバイス

お客様には状況・事情を予め説明していたものの、上記のように、平角線の納期が影響する形で、どうしても完成をお待たせしてしまうのは忍びない気持ちになります。ただ一方で、ローターコイルの巻き替えができる業者は極端に少なくなってきているようで、関係の取引先から耳にすることが多くなっています。当事者でありながらお恥ずかしいですが、「そうなんだあ」と今更そのことに気づく次第です・・・。弊社は、直流モーターのアマチャーコイルの巻替も含めて、回転子コイルの巻き替えの取り扱いができますので、「業者がみつからない・回転子コイルの巻き替えは取り扱ってくれない」等の際は、お気軽にお問合せ下さい。

1.ローターコイル抜き
1.ローターコイル抜き
2.コイル製作
2.コイル製作

3.ローターコイル入れ、および結線
3.ローターコイル入れ、および結線
4.ローターバインドテープ処理、及び各種ワニス処理完了
4.ローターバインドテープ処理、及び各種ワニス処理完了

5.ステーター状況
5.ステーター状況
6.ステーター含浸ワニス処理
6.ステーター含浸ワニス処理

7.スリップリング旋削前
7.スリップリング旋削前
8.スリップリング旋削後
8.スリップリング旋削後

9.組立中(ブラシホルダー取付け)
9.組立中(ブラシホルダー取付け)
10.無負荷通電試験
10.無負荷通電試験

株式会社釜石電機製作所

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