機器種類 | 巻線形95kW375V6P |
機器メーカー |
東芝三菱(TMEIC) |
現地/工場持込 | 工場持込 |
お客様エリア | |
お客様業種 | その他 |
ご相談内容 | 揚水ポンプ用高圧巻線型モーターの巻替修理 |
施工内容 | ステーターコイルおよびローターコイルの巻き替え、ベアリング交換、スリップリングおよびカーボンブラシの交換 |
お客様からのご相談内容
揚水機に搭載された高圧巻線型モーターが、災害の影響を受け、正常に稼働しなくなったため、修理依頼を頂きました。特に、モーターのステーターおよびローター、どちらのコイルも損傷している可能性があり、スリップリングの摩耗も進行していることから、綿密な検査と修理が必要と判断されました。
整備/修理前の状態(Before)
モーターの状態を詳細に点検した結果、ステーターコイルおよびローターコイル、どちらもの絶縁劣化が進んでおりました。また、スリップリングとカーボンブラシの摩耗が顕著であり、交換が必要な状態でした。加えて、モーター内部には汚れや異物が堆積している状態が確認されました。
整備/修理結果(After)
今回の修理では、ステーターコイルおよびローター巻線を巻き替え、再生をおこないました。スリップリングについては、新規製作・交換を行い、カーボンブラシも新品に交換した上で、ブラシ摺合せを実施しました。組立完了後には最終点検(無負荷試験)を実施し、異常がないことを確認した上で、修理作業を完了しました。
ワンポイントアドバイス
昨今の異常気象等による災害によって、予期せぬトラブルが発生する可能性が高まっています。今回はステーターコイルとローターコイルをどちらも巻替える修理、いわゆるコイル全巻替修理でしたが、そのような症状でも弊社では対応かのうです。何かの際には、是非お気軽にお問合せ頂けると幸いです。










