75kW496V8P巻線形モーターのローター(回転子)コイルの巻き替えをおこないました。低圧モーターでもローターコイルの場合は、銅線が平角線の場合が散見されます。本件も、その1つでした。
コンプレッサー用の390kW6600V4Pの高圧モーターについて、ステーターコイルが焼損したとのことで、コイル巻替整備を行いました。
ポンプ場に設置されてるポンプ用の巻線形モーター(100kW10P)について、ブラシ引揚装置とスリップリングの接続部にあたるフォークとツメが溶断に近い損傷状態となり稼働できなくなったというお問合せを頂きました。スリップリング表面も荒損していたことから、該当の部品の製作・交換も含めて、所謂、巻線形のオーバーホールを総合的におこないました。
釜石電機製作所では、全国各地からのモーター修理に対応しております。遠隔地からでも写真で状態を確認後、当社工場へ直送いただくだけでスムーズに修理を進められます。作業内容は事前に丁寧にご説明し、追加費用が発生する場合も必ず見積をご提示。安心してご依頼いただけます。
高圧モーターは低圧モーターと比べて構造が複雑で、専門技術と設備が必要です。修理依頼時は、専用巻線設備を持つ業者、高度な絶縁技術を有する業者を選ぶことが重要です。当社では、製造年の古いモーターや海外製モーターにも対応可能な修理体制を整えております。詳細な図面がない場合でも対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
水処理設備において長年稼働している汚水ポンプ用モーター(巻線形350kW3300V10P)のステーターコイルが焼損したため、ステーターコイル巻替を実施しました。
下水道処理施設の送風機用巻線形モーター高圧(650kW)の修理・整備を実施。メタル軸受を新規加工し、メタル軸・ショートリング軸は溶射加工で補修したほか、汚損が激しかったステーター・ローター各コイルを洗浄・乾燥・ワニス含浸にて絶縁補強処理も実施し整備を完了しました。
揚水ポンプ用高圧巻線形モーターが災害の影響で故障し、修理・巻替が実施しました。点検の結果、ステーターコイルやローターコイルの不良、スリップリングやカーボンブラシの摩耗、等が確認されました。修理ではコイル巻替やスリップリングを新品に交換し、絶縁測定や耐圧試験を実施。動作確認後、外観塗装を施し、正常稼働を確認しました。
巻線型モーターは高トルクと速度制御が可能な産業機器向け電動機であり、適切なメンテナンスが不可欠です。メンテナンスでは外観検査、電気・機械部品の点検、清掃・潤滑、試運転が重要となります。主な故障要因には絶縁劣化、スリップリングやベアリングの摩耗、電気的異常などがありますが、定期点検と予防保全によって、寿命を延ばすことができます。
海上工事船舶で使用される110kW440V4Pカッターモーターの整備依頼がありました。塩害による腐食と絶縁低下が見られ、特にブラケットカバーが著しく劣化していました。オーバーホールにより、ベアリング交換、ステーターの洗浄・乾燥、ワニス含浸処理を実施し、腐食部の補修やカバーの製作も行いました。海上使用の影響で腐食が進行したモーターの再生対応も可能です。
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