モーターコイル巻き替え修理(巻き直し)|全国対応

コイル巻き替え整備全国対応
コイル巻き替え整備全国対応

モーターコイルが焼き付いてしまいお困りのお客様へ

コイルの巻き替えとは、焼き付き(焼損)・絶縁劣化が発生したコイルを鉄心のスロットから抜き取った後に、新規に製作したコイルと絶縁物をスロットに挿入した上で、ワニス含浸等の絶縁処理をして、モーターを再生する修理手法です。

特に、直近では、生産に欠かせない旗艦設備/装置のモーターコイルの焼き付き(焼損)のトラブルが起こったが、メーカーから下記の通り、修理を断られたという相談を良く頂きます。

  • 「古いモーターで修理できないと⾔われた」
  • 「海外製‧特殊仕様で対応不可と断られた」
  • 「設備全体の更新が必要だと案内された」

弊社では、そのようなモーターでも、コイルの巻き替えで再生・復旧が可能です。是非、お気軽にお声掛けください。

コイル巻き替え修理後
コイル巻き替え修理後

コイル巻き替え修理のメリット

1️⃣ 生産終了モーターの再生

メーカー生産終了でもコイル巻き替えによって再稼働が可能です。設備更新を回避できます。

3️⃣ 短納期・コスト削減

コイルの巻き替えならば、新品発注より早く再生が可能です。(高圧モーターの場合、銅線仕入のため、納期がかかります)

2️⃣ 海外製・特殊モーターにも対応

海外製/特殊なモーターなど新規調達が難しい機種も、ノウハウを活かしてモーターの再生が可能です。

4️⃣ モーターの寿命を伸ばす

含浸による絶縁補強などによって、コイルを巻き直すだけではなく、モーターコイルの寿命を延ばします。


当社の強み

1️⃣ 幅広い対応範囲

モーターの種類に制約はありません。高圧モーターや直流モーター等々、さまざまの種類のモーターに対応しています。

3️⃣ 特急対応の柔軟さ

お客様の状況に応じて、特急対応を検討いたします。まずは、ご相談ください。

2️⃣ 全国対応

東北地方以外のお客様でも、運送会社などを活用して対象のモーターを引き取り、修理してお納めいたします。

モーターコイル巻替全国対応

4️⃣ 70年以上の経験と品質

絶縁処理・含浸補強・溶射施工まで一貫対応し、モーターコイルの寿命を延ばします。


修理対応範囲

<モーターの種類>
  • 低圧かご形モーター
  • 巻線形モーター(固定子/回転子コイルどちらも可)
  • 高圧モーター
  • 直流モーター(固定子/回転子どちらも可)
  • ブレーキコイル
  • マグネットコイル
  • 発電機用の各種コイル
モーターの種類

※上記は一例です。さまざまな種類のモーターコイルの巻き替えが可能ですので、どうぞご相談ください。

お問い合わせから納品までの流れ

コイル巻替整備の基本的な流れ
  • ホームページや電話でお気軽にお問合せ下さい。その後、モーターの外観・銘板などの写真を、電子メールに添付してお送り頂き、故障状況に応じて、御見積を作成いたします。
  • その後、弊社工場にモーターを郵送・持込み頂いた後、分解・点検を行った上で、修理内容・金額の詳細と納期を報告・連絡差し上げます。

1. モーターの引取りに関して

全国(東北地方以外)のお客様の場合

  • モーターの輸送は、運送会社のパレット-チャーター便等を活用いたします。
  • モーターの取り外し/取り付けは、お客様またはお客様の指定業者様によりご対応をお願いします(エリアによっては弊社で対応いたします)。

岩手県近隣の都道府県のお客様の場合

  • 当社によるモーターの引取り(取り外し/取り付け等の現地作業含む)を想定していますが、運送会社による輸送や、お客様による持込みでも構いません。
モーターの引取りに関して

2. 納期目安

  • モーター仕様に応じて納期が変わります。お気軽にお問合せ下さいませ。
  • 尚、高圧モーターの場合は、材料のコイル銅線(=平角線)の調達に、数カ月以上要する場合もあります。

3. モーターコイル巻き替え料金

  • 無料でモーターコイルの巻き替え(巻き直し)料金を見積ります。見積照会だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
  • 簡易見積依頼フォームにモーターの種類、容量などお分かりになる範囲でご記入ください。 迅速にお見積りを作成いたします。

具体的なコイルの巻き替え修理事例

以下で、高圧巻線形モーター75HPの巻替修理事例をご紹介します。本機器はステーター及びローターどちらも焼損にて、コイル全巻替修理となりました。加えて、スリップリング・ブラシホルダーも損傷・破損しており、全て製作し交換しました。ちなみに、日本製のモーターですがkWではなくHP(馬力)表記のため、かなり古いモーターであることが伺えます。

1. ステーターコイルの焼損状態確認

ステータコイル焼損状態

ステーターコイル焼損状態です。一目で焼損していることが分かります。

2. ローターコイルの焼損状態確認

焼損コイルの抜き取り

ローターコイルも焼損していました。


3.コイル抜き・スロット掃除(ローター)

ステータースロット掃除

コイルを抜き取った後は、鉄心のスロット(鉄心溝)をきれいに掃除します。キレイに焼損コイルが除去されました。

4. ステーターコイル製作・コイル入れ

コイル製作

ステーターコイルを製作後、コイル入れをします。スロットを傷つけないように1本ずつ丁寧に入れていきます。


5. ローターコイル製作・コイル入れ

コイル入れ

ローターコイル製作後、ステーターコイル同様に丁寧に入れていきます。

6. ステーターコイル結線

ステーターコイル入れ

コイルを入れた後に結線作業をして、コイル入れ作業は完了です。


7. ステーターワニス含浸処理

ワニス含浸処理

ワニス含浸処理を施します。コイル自体の絶縁補強はもちろんのこと、コイルとスロットの隙間をなくし固定させます。

8. ローターバインド巻、ワニス含浸&仕上

ワニス除去

バインドテープを巻いた後、ローターもワニス含浸処理をおこない、仕上げにワニススプレーを吹き付けます。


9. スリップリング・ブラシホルダー製作

ワニススプレー塗布

スリップリング・ブラシホルダー(およびカーボンブラシ)も損傷・破損していたため全てあらたに製作し、交換しました。

10. 完成試験(無負荷通電試験)

組立・塗装完了

組立完了した後、無負荷通電試験で正常に稼働することを確認し整備完了です。(写真は仕上げ塗装前)


よくある質問

Q1. 遠方からの依頼は可能ですか?

A1. はい。運送会社を活用した全国対応が可能です。岩手近隣であれば当社による引取りも対応します。

Q2. 見積に必要な情報は何ですか?

A2. モーターの外観写真、銘板(型番・容量)、故障状況をご提供ください。迅速にお見積りします。

Q3. 高圧モーターの納期はどれくらいですか?

A3. 材料の調達状況にもよりますが、数カ月以上かかる場合があります。詳細はお問合せ時にお伝えします。

Q4. 水没モーターも直せますか?

A4: はい。絶縁劣化の程度によりますが、多くのケースで再生が可能です。

お問い合わせ

釜石電機は、モーター・ポンプの種類及び出力容量に制約なく、整備・修理、モーターコイルの巻き替えが可能です。どんなことでもお気軽にご相談ください。速やかににご連絡いたします。ただし、バイク用のコイルの修理は承っておりません。
お電話で概要を知りたい、またはお急ぎのお客さまは、お気軽にお電話ください。
【お問い合わせ先】
  0193-21-1751総合受付(事務所):担当 佐藤(午前8時~午後17時/土日祝日除く)

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