よくある質問
モーター・ポンプの整備/修理に関する質問、電気工事に関する質問をまとめました。
ご不明点やご相談があれば、お気軽に、問い合わせフォームよりご照会ください。弊社から迅速にご回答を申し上げます。
モーター・ポンプの故障原因に関する質問
Q1: モーターが壊れる前兆や劣化している症状は?
A1: 異音や振動の発生、モーターの発熱、過電流の発生が前兆として挙げられます。これらの異常を放置すると、コイル焼損など重大な故障につながる可能性があります。
Q2: モーターが故障する原因は?
A2: 主な原因として、過負荷、絶縁不良、摩耗、振動、そして過熱が挙げられます。これらは適切な点検とメンテナンスで早期に発見し対応することができます。
Q3: モーターに過負荷をかけるとどうなる?
A3: 過負荷によってモーターに大きな過電流が流れ、発熱やコイル焼損を引き起こす可能性があります。
Q4: モーターのうなり音の原因は?
A4: ベアリングやブラシの摩耗、シャフトやハウジングの摩耗による振動が原因となります。偏心や設置不良も異音を引き起こす要因です。
Q5: モーターのうなり音をそのままにするとどうなる?
A5: 部品の摩耗や損傷の進行によって、さらに振動が増大し、放置すると最終的にはベアリングの焼き付きやコイルの焼損など、重大な故障につながる可能性があります。
Q6: モーターが発熱する原因は?
A6: 過負荷や絶縁不良、ショートが主な原因です。これにより大きな過電流が流れ、モーターが発熱します。
Q7: モーターが発熱するとどうなる?
A7: 発熱によってモーター内部の部品が損傷し、寿命が短くなる可能性があります。最悪の場合、コイル焼損につながることもあります。
Q8: モーターの過電流の原因は?
A8: 絶縁不良や過負荷が主な原因です。これによりモーター内部で過電流が発生し、故障につながります。
Q9: モーターに過電流が発生するとどうなる?
A9: 過電流により、モーター内部の温度が急激に上昇します。過熱が続くと、モーター内部のコイルが焼損する恐れがあります。これはモーターの致命的な故障につながります。
Q10: モーターの絶縁不良の原因は?
A10: 経年劣化によるワニスの劣化やコイル間の摩擦によるものです。これにより絶縁性能が低下します。
Q11: モーターの絶縁不良が起きるとどうなる?
A11: 絶縁不良により過電流が流れ、故障や事故の原因となります。また、コイル焼損を引き起こすリスクも高まります。
Q12: モーターの焼き付きの原因は?
A12: 過電流または絶縁不良・ショートによって、許容できる以上の熱を持つことが原因です。
Q13: モーターの焼き付きが発生するとどうなる?
A13: コイル焼損が発生し、ステータに巻かれている電線が焼けてしまう状態になります。これによりモーターは正常に機能しなくなります。
Q14: モーターの寿命はどのくらいですか?
A14: 寿命は使用条件やメンテナンス状況によりますが、適切な点検とメンテナンスを行うことで延ばすことが可能です。
モーター・ポンプの整備/修理に関する質問
Q1. モーターの整備周期は一般的にどのくらいですか?
A1. モーター整備周期は、基本的にはベアリング寿命の約20,000時間を目安に組み立てることをお勧めしておりますが、モーターコイルの面からも整備周期を組み立てる必要があります。設備の重要度や稼働環境に応じた整備メニューをお勧めしております。よろしければ、ご相談ください。
Q2. 現場でのモーター・ポンプの整備は可能ですか?
A2. 現場でのモーター・ポンプの整備も可能です。但し、分解・点検をおこなったうえで、摩耗が激しい部品(例:シャフト)が確認された場合には、工場に持帰り、追加施工(溶射、ブッシュ加工等)が必要になる場合があります。
Q3. モーター・ポンプの現場整備と工場整備、どちらのほうがいいですか?
A3. 現場整備だと消耗部品の交換と吹払い程度の清掃しか行うことができません。工期等にもよりますが、可能でしたら、工場整備にて、洗浄・乾燥・ワニス含侵処理&仕上処理をおこない、しっかり絶縁補強しておくことをお勧めしております。
Q4. 岩手県外でも、現地出張と設備の確認は可能ですか?
A4: 岩手以外にも、秋田、青森、宮城、山形、福島県まで多数の実績がございます。遠方においては、WEB会議などを用いてのご相談、打ち合わせも可能です。
Q5. モーターコイルが焼損しました。モーターの修理は可能ですか?
A5. コイル巻き替え(巻き直し)整備も承ります。ステーター(固定子)コイルに限らず、直流モーターのアマチャー(回転子)コイル、その他ブレーキコイルやマグネットコイル等、各種コイルの整備が可能です。
Q6. 海外製モーターの修理もできますか?
A6. 弊社では、海外製モーターの整備経験も豊富にあり、整備ノウハウや部品調達手段を有しています。他社では断られるような海外製モーターの整備であっても、ぜひ弊社に一声かけて頂ければと思います。
Q7. ポンプの整備/修理は可能ですか?
A7. 承ります。多段ポンプはじめ、陸上・水中(サンド含む)各種ポンプの整備・修理について多数の実績がございます。
Q8. モーターが水没(冠水)しています。どうしたら良いでしょうか?
A8. 感電しないように電源を切ってから、早急に水没状態から復帰させてください。 その後、動作するかどうか試すために通電することは、決してしないでください。 さらに重症化してしまいます。また、分解も試みないでください。 重症度を測るために、モーターの外観を写真撮影してご送付をお願いします。
Q9. 水没したモーターの修理は可能ですか?
A9. 対応可能ですのでご相談ください。入念に洗浄・乾燥をおこなった上でワニス含浸処理を施せば復旧可能です。場合によっては、コイルの巻き替え等が必要な場合もございます。但し、水没モーターの修理作業は、修復不能の可能性が無いとは言えません。修復に掛かる作業期間と費用を含めて、よく相談・協議の上、施工いたします。
Q10. モータ・ポンプの整備にかかる日数(納期)はどの位ですか?
A11. 工場持込整備の場合の納期の目安は下記のとおりです。
◆オーバホール
・かご形(容量55kW以下):3営業日以内
・かご形(容量55kW超) :4~5営業日程度
・巻線形:5営業日以上
・直流 :5営業日以上
◆コイル巻き替え
・低圧小(容量30kW以下):5営業日以内 ※特急対応
・低圧大(容量30kW超) :10営業日以上
・高圧モーター :角線コイル納期次第(数ヶ月以上かかることがあります)
※1 上記上記日数は、標準整備内容としてワニス含浸処理ありの場合になります。
お急ぎの場合、ワニス含浸処理なしでの対応で承ります。
※2 摩耗等の損傷状況によっては、上記より日数がかかることがあります。
※3 減速機、ポンプ等は部品納期が工期に影響いたします。
もちろん整備は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
Q.12 モーター停止トラブルが発生したのですが、他のモーターも故障しないか心配です。調査してもらうことはできますか?
A.12 工場内の全モーターの簡易診断をいたします。測定値に応じて、「要早急整備」「要経過観察」等の診断結果を報告いたしますので、整備計画の策定にお役立てください。
Q13. シャフトが摩耗してしまいました。シャフトは交換になりますか?
A13. 交換せずに、溶射で整備が可能です。損傷状態によっては交換が必要になる場合もありますが、自社でシャフト製作も可能です。ポンプの場合においては、スリーブへの溶射も可能です。いずれにしても、整備ごとに交換をする必要はありません。
Q14. モーター・ポンプとは関係ない案件で溶射して欲しいのですが可能ですか?
A14. 承ります。試作等にもご協力できるのでお問合せください。
コイル製作に関する質問
Q1: 専用仕様のコイルを試作したいのですが、どのような情報を提供すればよいですか?
A1: 図面、使用環境、形状・巻数、巻線後の処理、寸法及び寸法公差、数量などの詳細な仕様を提供いただくとスムーズに試作が進められます。
Q2: 高圧モーター用コイル以外の試作も行ってもらえますか?
A2: はい、高圧モーター用コイルの他にも、ブレーキコイルやマグネットコイル等、様々なコイルの試作・製作を承っております。
Q3: 手作業での巻線は可能ですか?
A3: はい、当社では専用の治具や周辺装置を自社製作し、主に手作業で巻線を行っています。
Q4: 試作から納品までの流れを教えてください。
A4: 以下の手順で進められます。 ・お問い合わせ
・打ち合わせ
・仕様検討
・お見積り
・コイル試作
・納品
Q5: 試作コイルの製作にどれくらいの時間がかかりますか?
A5: 製作にかかる時間は、提供される仕様や要望によって異なります。具体的な納期は、仕様確定後にお見積り時にご案内させていただきます。
Q6: 小ロットの試作も可能ですか?
A6: はい、当社ではお客様で開発された専用仕様のコイルを1つからの試作製作が可能です。
Q7: 国の研究機関や大学からの依頼も受け付けていますか?
A7: はい、主なお客様として、国の研究機関や一般民間企業などからの依頼を多く受け付けております。
Q8: コイルの試作・製作に関するお問い合わせはどこからすれば良いですか?
A8: コイルの試作や関連するご相談は、当社のお問い合わせフォームやお電話を通じてお気軽にお問い合わせください。
電気工事に関する質問
Q1. コンセントの増設は出来ますか?
A1. コンセントの増設・移設、それに伴う分電盤の回収及び増設工事も承っております。
Q2. よくブレーカーが落ちてしまいます。
A2. ブレーカーが落ちる原因として、まず考えられるのがブレーカーの容量オーバーです。その場合、ブレーカーの容量アップをすれば防ぐことが出来ます。また、配線を変えるだけで対応できることもあります。
モーター・ポンプの日常的な点検に役立つチェックリストを無料で提供しています。
ご不明点やご相談があれば、お気軽に、問い合わせフォームよりご照会ください。