機器種類 | 高圧モーター340kW |
機器メーカー | シンフォニアテクノロジー(旧神鋼電機) |
現地/工場持込 | 工場持込 |
お客様エリア | 岩手県 |
お客様業種 | 発電業 |
ご相談内容 | 長年使用しているため、コイル焼損状態ではないものの経年劣化傾向が確認されるモーターのため、設備更新時期までは安定稼働させたい。 |
施工内容 | ステーターコイル巻替含むオーバーホール |
発電所のお客様から依頼を頂き、高圧モーターのステーター巻き替え修理を行いました。長年使用しているモーターであり、コイル焼損状態ではないものの、経年劣化傾向が確認されました。お客様より、「数年後に計画的な設備更新を予定しているが、設備更新時期までトラブルなく稼働させたい」との依頼を頂いたため、コイル巻き替え整備で対応しました。
整備/修理前の状態(Before)
長年使用しているモーターであり、コイル焼損状態ではないものの、経年劣化傾向が確認されました。お客様より、「数年後に計画的な設備更新を予定しているが、設備更新時期までトラブルなく稼働させたい」との依頼を頂いたため、コイル巻き替え整備で対応しました。
整備/修理結果(After)
高圧モーターのコイルについては、木型でコイル巻きをした後に、プルアウトマシン等で最終成型することが一般的です。高圧モーターに限らずですが、コイル入れ作業の際は、絶縁テープ等の絶縁物が傷つかないように慎重な作業が求められます。耐圧試験も行い問題ないことが確認できたら、組立・仕上を行い、最終的に無負荷試験をおこなって整備完了となります。
ワンポイントアドバイス
コイル銅線は低圧モーターだと丸線が用いられることが多いですが、高圧モーターだと平角線であることが一般的です。平角銅線においては、国内の主要メーカーの事業撤退/海外拠点への生産移転などにより、近年、材料納期が非常にかかる環境になっておりますが、弊社では、コイル材料調達ルートを確保しております。ただし、仕入納期が相応にかかってしまうことが多いため、納期については都度相談(平角線の仕入次第)にてご容赦下さい。
納期は都度ご相談になりますが、どのような高圧モーターでも巻き替え整備・修理自体は可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。