高圧モーターコイル巻替修理|最短1.5か月の短納期対応サービス

高圧モーターステーターコイルの巻替作業イメージ
  • プラントや工場・発電所で使用される高圧モーターの突発故障は、操業停止リスクに直結します。釜石電機製作所では、長年の技術力とサプライヤーとの連携強化により、業界標準5〜6か月のところ、最短約1.5か月での巻替修理を実現しました。
  • 突発対応から計画保全まで、お客様の状況に合わせた「3つの納期プラン」をご用意しています。

3つの納期プランから選べる高圧モーターコイル巻替修理

釜石電機製作所の高圧モーターステーターコイル巻替修理サービスは、お客様の緊急度・操業スケジュールに合わせて以下の3プランをご用意しています。

各プランの納期短縮のイメージ図
各プランの納期短縮のイメージ図
プラン 納期目安(工場入荷後) 主な対象シーン
📅通常プラン 約5~6か月 計画的な定期保全
🔧短納期プラン 約2.5~3か月 計画停止・定修前倒し
⚡超短納期プラン 約1.5~2か月 突発故障・即時復旧

※納期はモーター仕様・部材調達状況によって変動する場合があります。詳細はお問い合わせください。

高圧モーターの修理はお気軽にご相談ください

なぜ最短1.5か月の短納期が実現できるのか

従来、高圧モーターのステーターコイル巻替修理は全体工期5〜6か月が業界標準でした。

その主な原因は以下の2点です。

  • 高圧仕様の平角銅線の調達に2〜3か月を要する
  • 銅線入荷後でなければ巻替作業を開始できない

釜石電機製作所では、サプライヤーとの連携強化によって銅線を先行調達・在庫確保する体制を構築。これにより、受注から早期に巻替作業を開始できる「超短納期プラン」の提供が可能になりました。

超短納期/短納期プランの対応範囲

本サービスの基本的な対応スペックは以下の通りです。詳細についてはお問い合わせください。

対象モーター 高圧モーター
定格電圧 3kV / 6kV
修理内容 ステーターコイル巻替含むオーバーホール
重量 ~約10tまで
出力 電動機容量:1,000kW以下
電動機極数:2極~8極(詳細はお問い合わせください。)
※上記以外でも対応可能な場合もあります。詳細はお問い合わせください。

ご利用にあたっての注意事項

  • 本サービスのコイル巻替対象は「高圧モーターステーターコイル」です。ローターは超短納期/短納期プランの対象外となります(巻替自体は可能です)。
  • モーター仕様/使用部品が特殊な場合、超短納期/短納期プランのご提供が難しい場合があります。
  • モーター仕様によっては、完成後の無負荷試験の対応が難しい場合があります。

お急ぎの修理はお気軽にご相談ください。

高圧モーターコイル巻替修理で品質を左右する5つの要因

高圧モーターの修理は、低圧モーターと比べて技術的ハードルが大きく異なります。修理品質・納期に影響する主要因を以下に説明します。

1.構造の複雑さ

多層巻線や特殊なスロット形状など、高圧モーター特有の設計により作業工程が増えます。大型モーターほど取り扱いの難易度が上がります。

2.銅線(平角線)の特性

高圧モーターでは、大電流や高電圧に耐えられる高品質の銅線を使用します。特に平角線(断面が長方形の銅線)が多く用いられ、加工や取り扱いには精度が求められます。

  • 耐熱性や絶縁性能が高く、専門的な加工が必要
  • メーカーや機種ごとにサイズや仕様が異なる
  • 銅線の調達や加工に時間とコストがかかる。
ステーターコイル製作
ステーターコイル製作

3.絶縁処理の精度

数千ボルトもの高電圧がかかる高圧モーターでは、コイルとコアの間、およびコイル同士の絶縁が極めて重要です。絶縁材の選定や乾燥・ワニス含浸処理まで、精密な作業が修理の品質と寿命を左右します。

ステーターコイル各ワニス処理後状況
ステーターコイル各ワニス処理後状況

4.専用設備の必要性

専用の巻線機、真空含浸装置、高温乾燥炉などの特殊設備が必要です。これらを保有する業者は限られており、納期や費用に直接影響します。

5.熟練技術者の経験

平角線のテンション管理やスロットへの収納は、高圧モーター特有の工程であり、技術者のスキルや経験値が、修理後の品質と安定稼働を大きく左右します。

コイル成型機
コイル成型機

設備・技術・実績についてのご質問もお気軽にどうぞ

高圧モーターコイル巻替修理の業者選び|確認すべき4つのポイント

高圧モーターの巻替修理は高度な専門技術と特殊設備を必要とするため、対応できる業者は以前から限られていました。近年は技術者の高齢化・人材不足により廃業・縮小する企業も増加。一方で、新規購入よりも修理・延命を選ぶケースが増えており、修理需要は依然として高い水準にあります。

従って、保全担当者の方が修理業者を選ぶ際には、下記のポイントを十分に確認することをおすすめ致します。

1.専用の巻線設備を持つ業者かどうか

平角線を正確にスロットへ収納するには、専用の巻線機と精密なテンション管理が欠かせません。設備が不十分だと絶縁トラブルやコイル破損につながります。確かな設備と実績を持つ業者への依頼が重要です。

ステーターコイル入れ
ステーターコイル入れ

2.ワニス含浸などの絶縁技術を有する業者への依頼

高耐電圧・高耐熱性が求められる高圧モーターでは、絶縁材の品質と処理工程が非常に重要です。ワニス含浸など絶縁技術を有する業者を選ぶことが、長期安定稼働には必須です。

3.短納期・計画停止の両方に対応できるか

高圧モーター用コイルの銅線は受注生産が基本のため、調達に時間がかかります。突発故障への緊急対応と、計画停止(定修)に合わせた計画的対応の両方に対応できる業者を選ぶことで、ダウンタイムを最小化できます。

【豆知識】次回整備でコイル巻替を予定している場合は、事前に銅線サイズ・仕様を記録しておくと、全体工期の短縮につながります。

4.実績・対応範囲を事前に確認する

技術者の経験や設備状況、過去の修理実績を確認することが大切です。特に以下のケースでは対応可否が業者によって異なります。

  • 製造年が古いモーターの修理(設計図・製造記録がない場合)
  • 海外製モーターの修理(設計情報を持つ業者が限られる)
  • 複数メーカーのモーターをまとめて依頼したい場合

当社における高圧モーターの修理実績

高圧モーターのステーターコイル巻替修理は専門性が高く、対応業者が少ない一方、修理需要は高まり続けています。釜石電機製作所では以下の強みをもって、工場・プラント・発電所の保全担当者の皆様をサポートします。

  • 最短約1.5か月の超短納期対応(業界標準比1/3〜1/4)
  • 突発故障〜計画保全まで、3プランから選べる柔軟な対応
  • 国内外メーカー・製造年の古い機種にも対応
  • 専用設備と熟練技術者による高品質な修理

高圧モーターの不具合・故障でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

高圧モーター 390kW 6600V4Pのステーターコイル巻替修理

  1. 分解したところ、負荷側の鉄心の入口付近裏側でステーターコイルの焼損痕が確認できました。ステーター内部を見ると、楔(磁性楔)が複数個所脱落していることが確認されました。
  2. ステーターコイルの巻き替え修理をおこないました。高圧モーター用ですので、コイル製作時の各種のテーピング処理はもちろんのこと、コイル入れ時にも絶縁物を傷つけ無いよう細心の注意が求められます。
  3. 特に、本モーターでは、スロット間の溝が狭くコイルが入れずらい仕様であったため、通常よりも丁寧な作業を行いました。
ステーターコイル焼損
ステーターコイル焼損
ステーターコイル磁性楔脱落
ステーターコイル磁性楔脱落
コイル製作
コイル製作
巻替え後
巻替え後

高圧モーター 340kW ステーターコイルの巻替事例

  1. 発電所のお客様から、高圧モーターのステーターコイル巻替修理をご依頼いただきました。対象のモーターは長年使用されており、コイル焼損には至っていないものの、経年劣化の傾向が確認されていました。
  2. お客様は数年後に計画的な設備更新を予定している一方で、それまでの期間はトラブルなく安定稼働させたいというご要望をお持ちでした。そのため、設備更新までの安定運用を目的として、コイル巻替による整備対応を行いました。
  3. 修理では、木型によるコイル巻きやプルアウトマシン等による成型を行い、コイル入れ作業では絶縁物を傷つけないよう慎重に作業しました。その後、耐圧試験、組立・仕上げ、無負荷試験を実施し、問題がないことを確認して整備を完了しました。
分解中
分解中
コイル製作
コイル製作
ステーターコイル入れ
ステーターコイル入れ
ステーターコイル入れ完了
ステーターコイル入れ完了

当社の豊富な修理実績をご確認ください

よくあるご質問

Q1: 高圧モーターの修理に対応できる業者が見つかりません。

A1: 高圧モーターの巻替修理は高度な専門設備と技術が必要なため、対応できる業者は全国的に限られています。釜石電機製作所では、専用の巻線機・高温乾燥炉・溶射加工機などの設備と熟練技術者を備え、国内外メーカー・製造年の古い機種を含め幅広く対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

Q2: 海外製・旧型モーターの修理は断られることが多いのですが、対応できますか?

A2: 対応可能です。詳細な図面がない場合でも、現物からコイル仕様を解析して巻替修理を行う実績があります。海外製モーターや製造年の古い機種についても、まずは現状をお聞かせください。

Q3: メーカーに修理を依頼したら費用が高額でした。御社はいかがですか?

A3: お見積りは無料です。メーカー修理と比較して費用を抑えられるケースも多くあります。お見積り後にご検討いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

Q4: 修理期間中、操業を止められません。どうすればよいですか?

A4: 超短納期プラン(最短約1.5か月)により、操業停止期間を業界標準(5〜6か月)の約1/3〜1/4に短縮することが可能です。突発故障の場合もまず即日でご相談ください。また、計画停止(定修)のスケジュールに合わせた短納期プラン(約2.5〜3か月)もご用意しています。

Q5: 複数台・複数メーカーのモーターをまとめて依頼できますか?

A5: はい、対応可能です。国内外問わず複数メーカーのモーターをまとめてご依頼いただけます。依頼先を一本化することで、保全管理の負担軽減にもつながります。詳細はお問い合わせください。

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株式会社釜石電機製作所

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〒026-0055 岩手県釜石市甲子町第9地割171-4
TEL 0193-23-8151
FAX 0193-23-8159

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