機器種類 | 排液部コーティングポンプ |
機器メーカー | 本多機工(ポンプ)、三菱電機(モーター) |
現地/工場持込 | 工場持込 |
お客様エリア | 岩手県 |
お客様業種 | 化学 |
ご相談内容 | 工場再立ち上げにともなう機器のオーバーホール |
施工内容 | オイルシール部シャフト溶射、腐食部のコーティングを含むオーバーホール |
しばらく休止していた工場を再立上するのにともなって各種ポンプ&モーターのオーバーホールの依頼を頂きました。
整備/修理前の状態(Before)
工場休止の間、使われていなかったこともあり、内部の腐食(錆等)も激しい状態にありました。
各部品の状況においては、シャフトのオイルシール部にはよくある症状なのですが、シャフト負荷側・反負荷側ともにオイルシールの摩耗痕が確認されました。加えて、シャフトスリーブの摩耗・腐食も激しいことが確認されました。
整備/修理結果(After)
内部の腐食部については、ケレン・錆止めはしっかりおこなうのはもちろん、特に腐食が激しかったタンク内部については、腐食を防ぐことも意図してフッ素コーティングを施しました。
シャフト摩耗部については、溶射で再生し、スリーブについては、お客様のご指定により新規製作(自社加工)にて対応しました。
ワンポイントアドバイス
写真では紹介していませんが同ポンプ用のモーターについても整備を行いました。(モーターはブラケットの嵌合部の摩耗があったためブッシュ加工実施)
当件のように現地で取付・芯出し等の業務も行っております。