機器種類 | 国際リニアコライダー(ILC)用電磁石コイル |
現地/工場持込 | |
お客様エリア | |
お客様業種 | 研究機関 |
ご相談内容 | 特定用途向けの特殊なコイルを製作できる技術力のある会社を探している。 |
施工内容 | コイル製作・試作 |
現在誘致が進められている国際リニアコライダー(ILC)(注)は、全長20km(将来的には50kmにもなる可能性)にもなる超大型の研究施設になることが計画されています。この大きさから、加速器に用いられる電磁石の数も膨大です。
ご依頼を頂いた経緯(Before)
当社は、創業以来モーター用コイルの製作・巻替を行ってきた中で、様々なコイルの製作実績があります。研究機関様より、当技術は国内でも稀有だということで、ILCに用いられる加速器の電磁石用コイルの試作依頼を承るに至りました。
コイル試作の結果(After)
非常に特徴的な形状・仕様で大変に苦労しましたが、現在、研究機関様のテストラインにおいて順調に稼働し、活用頂いております。
ワンポイントアドバイス
当件に限らず、こんなコイル作れる?といったご要望にもお応えできます。研究開発用途等、基本仕様さえ頂ければ1個単位から製作可能です。もしも、コイル試作のニーズがありましたら、お気軽にお問合せください。
(注)国際リニアコライダー(ILC : International Linear Collider)とは、地下のトンネルに設置される大規模な素粒子衝突実験装置です。電子と陽電子を超高エネルギーで正面衝突させ、ビッグバン(宇宙創成直後)の状態を人為的に再現することにより、宇宙創成の謎を解き明かすことが期待されています。