モーター・ポンプの整備/修理事例
Case1. 通常の診断だけでは故障原因が分からないモーターも復旧可能



業種 | 水道工事業A社 |
機器種類 | 水中ポンプモーター(モーター容量:37kW) |
課題 | 各種測定・試験では異常は見られなかったものの、設備にとりつけて稼働させると過電流でモーター停止してしまった。 |
処置 |
この場合、コイル焼損までは至っていませんが、焼損に近い絶縁劣化の状態になっていることが多いです。コイル巻き替え整備をおこなうことで復旧いたしました。 ちなみに、当社ではこのような損傷状態のことを「コイルの半焼け」状態と呼んでいます。「コイルの半焼け」は、絶縁・抵抗値や分解時の外観点検でも判断は難しいですが、お客様とのモーター停止時の状況等から相応しい整備方法をご提案します。 |
Case2. シャフト折損等の著しい損傷状態のモーターでも修理可能



業種 | 製材業B社 |
機器種類 | クラッシャー用高圧モーター(モーター容量:110kW) |
課題 | 負荷が大きい稼働環境のためシャフトが折損、加えて折損時にステーターコイルも損傷してしまった。買い替えることなくできる限り修理で対応したい。 |
処置 |
シャフト製作・入替まで対応が可能です。コイル巻き替え整備も行っておりますので、自社一気通貫で迅速な整備を致します。 昨今、新品モーターの納期が非常に長期となることも多いですので、一見修理が難しそうなトラブルが発生した際も、是非お問い合わせください。 |
Case3. 直流・巻線型の回転子(アマチャー/ローター)のコイル巻き替え整備も可能



業種 | 製鉄業C社 |
機器種類 | 圧延用直流モーター(モーター容量75kW) |
課題 | 直流モーターの回転子(アマチャー)コイルが焼損してしまった。古い設備で代替できる新品機種もないため修理で直したい。 |
処置 | かご型モーターの固定子(ステーター)コイル巻き替えはもちろんのこと、直流モーター(および巻線型モーター)の回転子コイルの巻き替え整備も施工可能です。今回は、回転子(アマチャー)コイルの巻き替えによって、無事復旧いたしました。 |
Case4. 技術力を活かしてお客様要望にあったコイルの試作が可能


業種 | 研究機関D施設 |
機器種類 | 国際リニアコライダー(ILC)用電磁石コイル |
課題 | 特定用途向けの特殊なコイルを製作できる技術力のある会社を探している。 |
処置 |
当社で長年培ったコイル製作技術によって、お客様の要望に応える専用の電磁石コイルを試作いたしました。 当件に限らず、こんなコイル作れる?といったご要望にもお応えできます。コイル試作ニーズ等ありましたら、お気軽にお問合せください。 |
Case5. メーカーの診断でも分からなかったモーターの不良を原因究明
業種 | 製鉄業E社 |
機器種類 | 直流モーター |
課題 | 直流モーターのコンミテータ―の荒損の原因が、メーカーの診断でも分からなかった。 |
処置 | アマチャーコイルの巻き替えを試みた中で、最終的にアマチャーコイルの均圧コイルの不良をつきとめた。 |
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